上瞼が凹んでいるからと言って安易にヒアルロン酸や脂肪を注入してはいけない理由

まぶたの凹み

の凹みを解消する方法

上まぶたの凹みは顔がこけた印象に見えるため、気にされる方が以外に多い。どうして上まぶたが凹んでしまうのか。どういった治療法があって予防することはできるのか?など上まぶたの凹みのお悩みの原因から治療法までご紹介します。
また、上まぶたが凹んでいるから補填することで改善すれば良いという安易な治療は危険であることについてもご紹介いたします。

上瞼の凹みの原因

上瞼の凹みの主な原因は眼窩脂肪です。眼窩脂肪が加齢やダイエットなどによって小さく、萎縮してしまうとボリューム少なくなるため凹んでしまいます。また、もう一つの原因は眼窩脂肪に萎縮がなくても奥に引っ込んでしまうことで上まぶたが凹んだように見えてしまいます。

上瞼の凹みの原因
・眼窩脂肪の萎縮
・眼窩脂肪が奥に引き込まれる

上瞼の凹みの治し方

上瞼の凹みを改善させる方法には2つの考え方があります。一つは凹んでいるからヒアルロン酸など何かしらの補填剤を足すことで凹みを改善させる。もう一つは奥に引っこまれているから引き出して凹みを改善させるということです。

補填して凹みを改善する
・ヒアルロン酸注射
・自家脂肪を移植、注入
引き出して凹みを改善する
・眼瞼下垂の治療

それぞれの治療をご紹介

それぞれの治療をご紹介する前にどうして注入治療は慎重を記すべきかということについてお話しさせて頂きます。上瞼の凹みの多くは眼窩脂肪が奥に引き込まれることによって生じています。そのため本来、生理的な改善を求めるのであれば、眼窩脂肪(眼窩隔膜)や挙筋腱膜を引き出して正しい位置で再固定する事が望ましいのです。フィラーや脂肪を注入してしまうと、見た目は改善されても中の組織や挙筋腱膜などに強いダメージを与えてしまうため、将来的に眼瞼下垂などの治療を行う可能性を考えると安易に治療することは避けるべきなのです。

(1) ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸製剤をまぶたの凹み部分に直接注射することで上瞼の凹みを改善させる事ができます。注射するだけなので腫れなどのダウンタイムがないという事、非常に手軽であることから多くの美容外科、美容皮膚科で行われています。ヒアルロン酸は時間の経過で吸収されるので、治療効果は一生持続するのではなく、1年程度で再注入などを受ける必要があります。

(2) 脂肪注入

自分自身の皮下脂肪を採取し、その皮下脂肪を細かく細分化。そうしてできた脂肪細胞(グラフト)をまぶたに直接注射する事で上瞼の凹みを盛り上げて上瞼の凹みを改善します。皮下脂肪は若干吸収されますが、一度生着すれば吸収される事はありませんので効果は永久に持続します。ただし、まぶたの皮膚は非常に薄いためしこりのリスクは否定できません。

(3) 眼瞼下垂

上瞼の凹みの改善でなんで眼瞼下垂の手術と思われるかもしれません。眼瞼下垂の手術(挙筋前転法)は眼窩隔膜、挙筋腱膜を引き出して瞼板に固定するため、眼窩脂肪が前面に引き出されます。それで上瞼の凹みが改善します。奥に引き込まれた眼窩脂肪を引き出すためまぶたの開き具合と上瞼の凹みを同時に改善できるだけでなく、生理的な改善が認められるため非常にお勧めです。

最後に

やはり上瞼の凹みの治療は安易に受けてはいけないのです。残念ながら適切な予防法はありませんし、凹みを解消させたいという方の思いを叶えるには治療が必要です。しかし、その治療法を安易に選択するのは非常に危険であり、リスクが高いということを十分知っておいて下さい。くれぐれもヒアルロン酸注射だから簡単そうとは考えずに慎重に治療を受けて頂きたいと考えています。

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